愛知県小牧市の製造会社が新しく建設する工場の壁画を制作しています。
これまでに経験したことのない大きなスケールのプロジェクトで、30cm x 180cmの陶板を約4000枚使用して構成される、4面の外壁すべてに絵付けを施します。
原画は水彩画を幅40m、4階建ての工場外壁4面に拡大して、点描で再構築したもの。
乾燥しただけの粘土板に、下絵付けとして絵付けを施すので塗ってる時と焼き上がった時の色は全く異なっています。さらにそれを工場との兼ね合いで確保できた30日の制作日数で仕上げるため、分単位のスケジューリングと綿密な制作システムの構築が必要でした。
2022年3月から打ち合わせと試作を繰り返し、11月から2023年1月までの3ヶ月間、正味30日で絵付けを仕上げるスケジュールで進行中です。